大学生は、卒業前に何を想うのか
2003年3月24日 大学4年生、という人種のうち2割ぐらいが進学やら何やらで大学に残るのだろうか。
自分の場合、本当に紙一重のところで大学に残ることになった。運命なんて分からないけど、運はいいと思う。
両親は最初進学に反対していて、自分自身も「実家に帰って就職のために勉強するしかないか」と思ってた。反対を押し切るにしても、お金を出してもらうことになるんだし、で。
大学院への願書提出〆切の前日、用事があって帰省した。そしたらその日の夜に、無職よりも大学院生の方が就職やら何やらの情報も入るし、進学しないと7,8月の試験に落ちたらさらに一年間無職で家にいることになるし、まあどうしようもないときはゼミの先生のツテで就職もできるだろうし、ということを父親が話してきて。
まさに願書提出〆切の前夜、大急ぎで研究計画やら何やらを書くことになったのだ。
自分としても、行きたくないわけではなかったので、その進路と父親の回答は歓迎すべきものだった。この選択に関しては、出資者の意向が最優先だったのだ。進学したくても、自分には支払い能力が無い。
その帰省が一日遅れても、一週間遅れても、今の進路はなかった。本当に今思い出してもぎりぎり、カオスの淵って感じの産物で背筋が冷やりとする。だって、4月から本当に無職男性になっていたかもしれないんだし。
ホント、運がいいなあ(しみじみ)
今も酒を飲みながらこの文章を書いてるのだが。やはりこの4年間のキーワードの一つに、間違いなく
「酒」
があると思う。やっちまった経験もあるが、本当の意味でやっちまったことはない。迷惑はかけたが、とりあえず酒で友人を無くした、等に比べたら「笑える」だけ随分ましだと思う。
酒、それ自体も好きだが、飲み会という場も好きだ。なんか不思議なことで意気投合したり、普段見れないような友人の一面を見ることができたり、はたまた友情が深まったり、愛が生まれたりする(この経験はないかな)
どんなテーマについて書こうと、結局は人間関係に向かってしまう。
それだけ
「人と接すること、人付き合い」
というのが大学生になって、本当に深いものになったのだと思う。
高校生の時は、毎日部活があって、部活をしたら帰宅して、勉強したり、すぐに寝ちゃったりなんてのの繰り返しだった。土日も部活。部活が終わってファミレスに行くこともあったけど、まあ部活の話題とか、そこそこ話して帰宅して。
3年生になるまで、休日に部活以外の予定が入ることもなかったし、部活以外の友人と遊ぶなんてことも皆無だった。とりあえずテニスな毎日。
3年生になって、生徒会役員の友人がいて、誘われて文化祭のスタッフ、そして委員長をやった。
学校で、ある目標に向かってがんばる、ってことは部活を含めてたくさんあったけど、プライベートでの付き合いはあまりなかったかな。
学校の外での付き合いってのが、部活以外では想像できなかった。その当時の自分では、その人付き合いが最上級だったのだろうけど、今、大学生の自分からすると、きっと、もの足りないんだろうな。
男子クラスだったということもあり(という理由付けをしちゃってるけど)女の子と付き合うなんて経験もしなかった。なんというか、可愛い、と思う子はいても、好きになって告白しちゃうような子はいなかったというか、その通りで。
この辺りは大学に入って、やっと分かったことなんですが。1人じゃ物足りないっていう。まあいいや。
つまりにしても、結論としても、やはり大学生になって人付き合いが深くなったなあと思う。
さらに輪をかけて、僕の所属する組織は「24時間戦えますか」的な感じのところで、本当に「戦友、強敵、ライバル」と書いて「友(とも)」と呼ぶ、なんて感じがあるのですよ。
夜更けまでとことん語らったりと、「友」といる時間が高校の時と比べて、非常に長い。そして時間に関係なく、関係は深い。大学の友人は本当に一生モノだと思う。間違いない。
オチに着く文章でもないが、書き連ねたいことは。
大学で出会うことのできた友人との付き合いは一生モノの宝だ、ということ。その付き合いもそれ自体も、そこから学んだものもすべて。
良い友に出会えて、本当に僕は運が良かった。いや、運が良いというべきか。
ここから去る者、まだ残る者。
友との付き合いが、願わくば一生モノでありますように。
皆の門出に乾杯。
自分の場合、本当に紙一重のところで大学に残ることになった。運命なんて分からないけど、運はいいと思う。
両親は最初進学に反対していて、自分自身も「実家に帰って就職のために勉強するしかないか」と思ってた。反対を押し切るにしても、お金を出してもらうことになるんだし、で。
大学院への願書提出〆切の前日、用事があって帰省した。そしたらその日の夜に、無職よりも大学院生の方が就職やら何やらの情報も入るし、進学しないと7,8月の試験に落ちたらさらに一年間無職で家にいることになるし、まあどうしようもないときはゼミの先生のツテで就職もできるだろうし、ということを父親が話してきて。
まさに願書提出〆切の前夜、大急ぎで研究計画やら何やらを書くことになったのだ。
自分としても、行きたくないわけではなかったので、その進路と父親の回答は歓迎すべきものだった。この選択に関しては、出資者の意向が最優先だったのだ。進学したくても、自分には支払い能力が無い。
その帰省が一日遅れても、一週間遅れても、今の進路はなかった。本当に今思い出してもぎりぎり、カオスの淵って感じの産物で背筋が冷やりとする。だって、4月から本当に無職男性になっていたかもしれないんだし。
ホント、運がいいなあ(しみじみ)
今も酒を飲みながらこの文章を書いてるのだが。やはりこの4年間のキーワードの一つに、間違いなく
「酒」
があると思う。やっちまった経験もあるが、本当の意味でやっちまったことはない。迷惑はかけたが、とりあえず酒で友人を無くした、等に比べたら「笑える」だけ随分ましだと思う。
酒、それ自体も好きだが、飲み会という場も好きだ。なんか不思議なことで意気投合したり、普段見れないような友人の一面を見ることができたり、はたまた友情が深まったり、愛が生まれたりする(この経験はないかな)
どんなテーマについて書こうと、結局は人間関係に向かってしまう。
それだけ
「人と接すること、人付き合い」
というのが大学生になって、本当に深いものになったのだと思う。
高校生の時は、毎日部活があって、部活をしたら帰宅して、勉強したり、すぐに寝ちゃったりなんてのの繰り返しだった。土日も部活。部活が終わってファミレスに行くこともあったけど、まあ部活の話題とか、そこそこ話して帰宅して。
3年生になるまで、休日に部活以外の予定が入ることもなかったし、部活以外の友人と遊ぶなんてことも皆無だった。とりあえずテニスな毎日。
3年生になって、生徒会役員の友人がいて、誘われて文化祭のスタッフ、そして委員長をやった。
学校で、ある目標に向かってがんばる、ってことは部活を含めてたくさんあったけど、プライベートでの付き合いはあまりなかったかな。
学校の外での付き合いってのが、部活以外では想像できなかった。その当時の自分では、その人付き合いが最上級だったのだろうけど、今、大学生の自分からすると、きっと、もの足りないんだろうな。
男子クラスだったということもあり(という理由付けをしちゃってるけど)女の子と付き合うなんて経験もしなかった。なんというか、可愛い、と思う子はいても、好きになって告白しちゃうような子はいなかったというか、その通りで。
この辺りは大学に入って、やっと分かったことなんですが。1人じゃ物足りないっていう。まあいいや。
つまりにしても、結論としても、やはり大学生になって人付き合いが深くなったなあと思う。
さらに輪をかけて、僕の所属する組織は「24時間戦えますか」的な感じのところで、本当に「戦友、強敵、ライバル」と書いて「友(とも)」と呼ぶ、なんて感じがあるのですよ。
夜更けまでとことん語らったりと、「友」といる時間が高校の時と比べて、非常に長い。そして時間に関係なく、関係は深い。大学の友人は本当に一生モノだと思う。間違いない。
オチに着く文章でもないが、書き連ねたいことは。
大学で出会うことのできた友人との付き合いは一生モノの宝だ、ということ。その付き合いもそれ自体も、そこから学んだものもすべて。
良い友に出会えて、本当に僕は運が良かった。いや、運が良いというべきか。
ここから去る者、まだ残る者。
友との付き合いが、願わくば一生モノでありますように。
皆の門出に乾杯。
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